最近、患者さんからあることを聞かれます。
『もみほぐしとか整体って何？』
電話で質問をされるときもあります。
『そちらは整体ですか？』
街中でも見る事が多くなった、もみほぐしや整体。
私たちと何が違うかをご説明したいと思います。
私が持っている資格は鍼師・灸師、あん摩マッサージ指圧師免許を持っています。
この資格は国家資格になります。
厚生労働大臣が認定した学校で医学をみっちりと勉強して国家試験に合格して初めて貰える資格になります。
その為、治療院の看板に鍼灸・マッサージと掲げる事ができます。
では、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の資格で何が出来るかをお話したいと思います。
鍼灸師はその名のとおり鍼治療や灸治療を行う事が出来る資格です。
あん摩マッサージ指圧師は簡単に言ってしまえば患者さんの体を指などで押したり、筋肉を揉んだりなどの治療を行える資格です。
では、もみほぐしや整体はどうなのか。
もみほぐしや整体では国家資格を持っているスタッフがほとんどいないのが現状です。
会社の研修でほぐし方を教わり医学・医療の知識も無いまま現場に出ている場合が多いということですね。
他にもリラクゼーションと言っても体を指などで押したり揉んだりしたらそれはあん摩やマッサージ、指圧に分類されるのですが日本ではグレーゾーンとなっている場合が多いです。
カイロプラクティックも日本では民間資格になり国家資格ではありません。
アメリカなどの大学ではドクターと同等の勉強をするので認められていますが日本ではそれがありません。
つまり、『無資格者・素人に体を押してもらっている』と言う事です。
接骨院なんかでもマッサージを受けると思うのですがあれもほとんどがグレーゾーンです。
その患者さんが本当に急性の外傷(捻挫や肉離れ、筋挫傷)等をしているなら別ですが・・・・
つまり、患者さんをマッサージや指圧、あん摩、ほぐしをしていいのは・・・・・
国家資格である、あん摩マッサージ指圧師免許を持っている有資格者のみということです。
質問を周りから多くされるので今回は資格について書いてみました♪
しっかりとケアを受けるなら国家資格を持ち医学を学んだプロに任せたほうが安心して治療を受けれると思いませんか？
